首のポツポツについて調べていくと、よく名前を見る成分がいくつか出てくると思います。
「何となく良さそうなのは分かるけど、どんな成分なの?」
そんな疑問にお答えするために、今回は首のポツポツに有用とされる
いくつかの成分について取り上げていきます。
ヨクイニン
ヨクイニンとは、イネ科の植物であるハトムギに含まれている成分です。
古くは和漢植物の一種として用いられており、現在でもメディカルハーブとして重宝されています。
ヨクイニンは皮膚を健やかに整える働きがあるとされています。
ターンオーバーが上手くいかずに固く溜まった角質にアプローチし、柔らかくつるんとした手触りに。
さらにハトムギ自体にも、ビタミンやミネラル、アミノ酸などの嬉しい成分がたっぷり。これらの栄養素が不足しがちな潤いやハリを補ってくれます。
杏エキス・杏仁オイル
アンズという植物はご存知でしょうか?
初夏に旬を迎える、オレンジ色の実が印象的な果物で、別名をアプリコットといいます。
杏エキスは、そのアンズの種にある「仁」部分から抽出した天然の植物性オイル。
オレイン酸やリノール酸といった脂肪酸が豊富に含まれています。
その中でも注目なのがパルミトレイン酸。
人の皮膚にもあるパルミトレイン酸は、赤ちゃんの皮膚に多く含まれますが、加齢とともに
減ってしまう成分。
これらの脂肪酸が美しく導き、若々しさを作り出すとされています。
また杏エキスに含まれる脂肪酸の1つ、パルミチン酸は紫外線ダメージに、ステアリン酸は乾燥ダメージに役立つ成分。
そのためポツポツが出来やすいダメージをケアしてくれます。
キハダ樹皮エキス(オウバクエキス)
キハダ樹皮エキスは、ミカン科の植物・キハダの樹皮から抽出されたエキスであり、
オウバクエキスとも呼ばれる成分です。
古くから和漢植物として使われており、年齢を重ねても健やかな状態を作り出してくれます。さらに肌全体のみずみずしさを保ち、肌のバリア機能を高める働きも。
ポツポツに悩まない引き締まったキメのある状態へと導きます。
ドクダミエキス
東アジア地域に分布するドクダミは、東洋に古くから伝わる代表的な薬草。
日本の三大薬草の1つとされてきました。
昔から美容にも役立つとして広く使われており、毒素を追い出す働きや、保湿、透明感に期待されています。
さらにこれらの成分以外で、注目したい成分も。
ヒアルロン酸やプラセンタなどの保湿成分は、ハリのあるみずみずしい状態へ導き、
トラブルの起こりにくい環境を作ってくれます。他にもカンゾウ根エキスなどの植物成分により、なめらかな手触りをサポートする働きも大切です。
これらの成分を参考に、良い環境を保つことで美しい首・デコルテ作りに努めていきましょうね。